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吉田大佑とコスプレキャバクラ vol.1

 

☆脳内指令【その11】

 

 

もう、帰れ。

 

 

 

帰りたい。今すぐ帰りたい。

 

ネタを作りにきたらその土台から間違っていた。

これでは只のおっさんではないか。

キャバクラが好きなフリーター ←世間から見た今の俺

ち… 違う!!断じて違うぞ!!

あぁ でも 今の俺が何の言い訳ができようか

明日はライブだというのに

しかも今日ツアーから帰って来たばっかり

身体と精神を休め、集中力を高めなければいけないこのタイミングで…

明日は俺たちの演奏を大勢のお客様がお金を払って見に来ると言うのに…

 

「はい、そうですね。そんなタイミングでも僕はキャバクラを欠かしません。

なんていうか、『生きてる』って感じるひと時ですね。

癒しなんて陳腐な言葉じゃ説明したくないっていうか… はは、変わってますか?

でも人には誰だって守りたい事があるんです。

僕はそれをしっかりと抱えて生きて行きたい。

譲らない気持ちをね。」

2006.3.22 吉田大佑

 

って譲れよ!そこは譲っとけ!

違う!俺そんなこと言ってない!!

ああでも言ってそう!今の俺、言ってそう!!

「うるっさい!吉田!何ブツブツ言うとんねん!!」

「お前が悪いんだ…お前が… 全部お前がいらん事言い出すから…ブツブツ」

「ナニこの子いきなり大滝秀治みたいになっちゃってるけど。おじーちゃーんどこか痛いの?」

「なんやなんやそんなにメイドさんが良かったんかい?素直じゃないやっちゃのー」

「違う!!おまっ… お前はなぜ平然としてられる?!目的と違う結果を前になぜそんなに満足気なんだ??!!」

「いや、別にかわいいしええかな、て。」

キィィィーーーーー!!!!な、なによそれーーー!!!

こ、こんな辱めは初めてよ!!弄ばれた!!!私はこの男に弄ばれたのね!!!

許さない、許さないわよ!!告訴して、裁判官の前で泣いて後悔するまで追い詰めてや」

「ご注文は何になさいますかご主人様♪」

 

「……………。」

「何で黙るねん」

 

「えーっとね、俺ビール。シュン君もそれでいい?」

「あ、ええですよ」

「大ちゃんは?ビールでいい?」

「あ、うん、はい。」

「………。」

「じゃぁビール3つで。」

「はい、わかりました!すぐにお持ちしますね♪」

「はいどうも。ありがとさ~ん。

 

 

さて、と… おいヘタレ。」

「な、なんだよぅ…」

「ネタ作りに来たんやろ。もちょっと頑張れや。」

「ば、馬鹿言うな!!それはお前らの役目だろうが!!!

俺は何にもせん!!何にもせんぞ!!

おいスー!!お前なんか特攻しろよ!!」

「はぁ?いや、俺呼び出されただけだし。お前そんな偉そうな態度とってたら大声出すぞ。」

「すいませんごめんなさいもう言いませんもう言わないからそれだけは!!」

「ええですね、女の子呼んで『こいつが喋りたいらしいんで相手したって下さい』言いましょか」

「ごめん。マジごめん。調子こいてすんませんでした。」

「え、え、なんで?何でそんなにビビってんの?

俺は今この状況というよりコイツが面白くて仕方ないのだが。」

 

などというやりとりをやったり、

ビールを持ってきたメイド(?)にシュンが微妙に話しかけたり、

その結果、オレが「メガネ君」という何のヒネリもないあだ名をつけられたりして、

1時間はあっと言う間に過ぎていった。

 

「あのぉー」

「ん?なぁーにー?(←すでに結構酔ってる)」

「ご主人様達のー、お時間はもうそろそろお終いなんですけどぉー、」

「あ、そっかそっか… じゃぁ出ますか。」

「くそ… 完全に負け犬だ… ぶつぶつ」

「しつこいぞお前。あ、そこのバッグとって。」

「あいよ。」

「あれ、俺の携帯は… っと。あったあった」

「いや、あの、それでですねー」

 

「… ん?え?そいで、どないした?」

「このお店の終わりの時間もあと15分なんですよぉー。それでぇー、

あと15分、3名様で1500円で延長とかもできちゃったりするんですがー」

「……。」

「どうなさいますかー」

「……。あ、決めたら呼びます…。」

「はーい☆」

 

 

 

「ど、どどどどないする?!どないする??!!」

「どないするじゃねーよ馬鹿!!

いいか、俺は今日、コーヒー一杯分しか払わんって決めてきたんだ!

それなのに、すでに2500円払ってしまってるんだぞ!これ以上は出さん!絶対に出さんぞ!!」

「寒い。寒すぎるわお前。空気読めや。ねぇスーさん?」

「いや… 俺もあんま金無いし… けどまぁどっちでも…」

「あれれ??あれあれ?」

「あのなぁ、あと15分で何が変わるよ。この1時間を振り返ってみろ。」

「………。」

「まぁまぁ十分楽しんだし、いいじゃん。ね、シュン君。また東京来たら来ればいいじゃん。すいませーん!!」

 

 

「はーい☆」

 

 

 

「あのー、

 

やっぱりウチらもう出」

「延長で!!!!!!」

 

 

「えぇええぇえええ

ーーーー!!!!!」

 

「はい☆かしこまりましたー♪」

「あと、追加で俺のとこと、あとこいつらにもビールを!」

「はーい☆」

 

 

「テテテテテメェ!!!何さらしてけつかる!!!

一番空気読んでねぇのおめーじゃねーか!!!!!」

「じゃかましいわヘタレ!!金金かね金言いやがって!

 

俺が全部払う!!」

 

「お… おー 」パチパチパチパチ(拍手)

「え、えぇえー??だって、そんな、いやしかし…」

「俺が全部払うちゅーとんねん。何か文句あるんかい。」

「いやー… 無い… です…」

「ただし!!」

「ただし??」

 

 

「うち(ブラストーン)の

メンバーには内緒やぞ!!!」

 

 

「こっ…この小物め!!

男らしいのか男らしくないのかハッキリしろ!!」

「当たり前やろ!!タダでさえいつも金無い金無い言うてるんや。こんなとこに4000円も使ったことバレてみぃ。何て言われることか。」

「いや、俺はカッコいいと思うぜ。うん。その決断力。

俺は見た。俺は今、漢(おとこ)を見た。」

「よっしゃ!さすがスーさん♪15分、15分でこの店呑み干したりましょうや!」

「乗った!よし、ほらカンパーイ、と… っておい!お前ホントどこまでも煮え切れないヤツだな!いい加減覚悟決めろよ!!」

「………(←死ぬ程イヤそうな顔をしている)」

「シュン君がせっかくおごってくれるってんだからよ。ほら、グラス持て、よし、じゃぁ改めましてー

カンパーイ!!」

「カンパーイ☆ 」

「……はぁぁあぁ(魂が抜ける音)」

 

第2ラウンド開始。

 

脳内指令【その11】

結果:失敗

 

 

次で終わりにします……

 

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