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吉田大佑とメイド喫茶 vol.4

☆脳内指令【その9】

 

 

落ち着け。

 

 

 

 

死ぬほど可愛い

死ぬほど可愛い

死ぬほど可愛い

「ちょ、大ちゃんあんまひっつくなよ、堂々としてろよ、ご主人様なんだからさ」

「うるせー馬鹿!顔覚えられないようにしてんだよ!」

 

可愛すぎて顔を直視できない

可愛すぎて顔を直視できない

可愛すぎて顔を直視できない

 

いや、でもね、実際ね、『そこ』は全く予想外だったんですよ。

入ってびっくり、女の子がみんな可愛い。

メイドとか関係ない。太鼓判です。吉田印です。

 

「ほら大ちゃんはよ座れや。」

「お、おう、じゃぁこう座れ」

 

~~席の概要~~

壁壁壁窓窓窓窓壁壁壁壁壁

       鈴木  シュン     壁

     机机机机机机   壁

        吉田        壁

                 壁

 

「…なんやこれ。おい吉田、お前壁見に来たんか。」

「うるせーよいいんだよこれでこれならヤツラと目合わさないで済むだろうが。俺が」

「……。えぇ~?

……スーさん、あの…」

「いいか、お前ら、目立つ行動は絶対取るなよ。

特に俺に火の粉を飛ばすような事にはならないように気を付けてくれ。」

「……え、え?

スーさん、あの、なんでこいつこんなビビってるんすか?」

「うん、なんか面白いくらい猫背だしね。急に萎縮しだしたね。」

「お、おい!お前らあんまり大声でしゃべ」

「じゃかましいわ!!!

何で金払って隠密行動取らないかんねんこのドアホ!!

はよオーダー決めるで!!」

「ば、ばか!!しーっ!しーっ!!(←超必死)」

 

脳内指令【その9】

結果:失敗


 

☆脳内指令【その10】

もちろん写真撮影は禁止だ。

店の中身全て観察し、

後のネタ作成のリアリティ強化に努めろ。

 

さて、やっとこさ入ったメイド喫茶。

先に断っておくが、これから述べる内部の特徴はもちろんこの店だけのものである。よって、これからの報告を聞いてメイド喫茶のイメージを固めるのは甚だ危険である、と言えよう。

特に我々の行った店は非常に特殊な部類に属する、と考えられる。(まぁ、多様化が進む今日のメイド業界において普遍的なメイド喫茶のイメージ、というものは最早存在しないと思うが)

よって、「こんな店もあるんだなぁ」ぐらいの認識で留めておいてほしい。

あぁ 

俺はなんて取り返しのつかない文章を

書いているんだ

 

まず、内装であるが、俺は何となく中世のヨーロッパ的装飾を想像していた。

でも入ってびっくり。ただのマンションの一室。

そこに無理矢理机と椅子を置いて喫茶店風にしている。

もちろん観葉植物など無い。

その無味無臭な部屋に

なぜか大量のぬいぐるみ。

壁にはアニメ画の切り絵がぺたぺたと貼られており、

そのチープさがどこかの幼稚園の一室のよう。

部屋の一角には何故かバーカウンターがあり、

そのスペースの上部にはやや大型のプロジェクターが取り付けられている。

もちろん映るは萌え系アニメ

 

客は俺ら以外に二組ほど

一組は完全なリーマン二人組みで、キャバクラのノリである。

もう一組は… 本物の方々

明らかに30を越した男三人組。死ぬほどはしゃいでる。

何故か小学生のような手つきと仕草、それと青々とした髭剃り跡のギャップがとても気持ち悪い。

たまに語尾に「~~でござる」と付けて喋っているのを聞いて鳥肌が立つ。

 

落ち着いて辺りを見渡した三人も自分たちがいる空間の異様さに気付きだす。

「… …なんかさぁ、あの、ほら、TVでよく見る」

「… …なに?」

「精神病棟の… 病室みたいだね。」

確かに、と思った。「ご主人様」とは言われてるが、明らかに一回り年下の女の子に良いようにあしらわれてる彼らの関係は看護婦と患者のそれと同じだ。

問題はここは精神病棟では無い、ということ。このリアルとかけ離れた美学無き空間で幼稚にはしゃぐ彼らは至って正常な成人男性なのだ。

(断っておくが精神病患者の方々への偏見を助長するつもりは無い。彼らはその名の通り「病気・怪我」であり、風邪や骨折と何ら変わりが無いと俺は思っている)

 

思ってた以上に異質な空気にとまどってると、シュンがいきなり調子が外れた声を出した。

「あれーぇ??」

「?どした?」

「なんかね、ここ飲み放題コースしかないっぽいで」

「え……?」

確かに『当店は一時間2500円の飲み放題コースのみです』とメニューの表紙に書かれてある

「え、え?っつかさ、ここ酒出すの?」

「んー、つーかな、酒メインっぽい」

「はぁ??喫茶店じゃねぇのかよ!他のページは!?」

「酒メニューと、あ、食べ物もできるっぽいな。あとは… オプション」

「オプション??」

「えーっとプラス500円で、

※メイドさんとゲーム(ダーツ・トランプ・オセロ・黒ひげ危機一髪など)ができる

※メイドさんと写真(チェキ)が撮れる

とかやてー」

 

 

反吐が出る

 

「んだそりゃ!?金払ってやることじゃねーだろ!!!大体、」

「ねー、ってかさ、てかさ、」

「何だよ!(小声)」

「さっき、店に入る時から思ってたけどさ、

あの子たちの格好、 …メイドじゃないよね…?」

「…… う、うん…」

そうなのだ

実は

あまりのツッコミ多発空間だったからとりあえずスルーしといたが

女の子達がメイド服を着ていないのだ

何を着ているかと言うと

セーラー服を着ているのだ

二人ほどいかにも女子高生なジャージを着ている子もいるが

 

「ねぇねぇどゆこと?どゆこと?ここメイド喫茶じゃないん?(小声)」

「いやだって店の名前の冠にメイド喫茶って…(小声)」

「じゃあ何でメイドが一人もいねーんだよ!(小声)」

「そんなん俺が知るか!大ちゃんが検索したんだろ!!(小声)」

「俺の携帯にはちゃんとメイド喫茶って出てたんだよ!

どうすんだよ、これじゃ企画が根底から覆されちまうぞ!!(小声)」

注文もせずにしばし協議しあう三人 

結果、シュンが特攻することに(なんだそりゃ)

 

「あのー 何でメイド服着てないんですか」

「あ、今日はイベント日なんですよ~☆

テーマは女子高の文化祭の模擬店です♪テヘ☆」

「あ、なるほどー…」

「………。」

「………。」

「………。」

 

というわけで

 

次回からはこのシリーズは

 

吉田大佑とコスプレキャバクラ 

になります

 

 

我々は人生という大きな芝居の熱心な共演者だ

―カロッサ

 

 

 

脳内指令【その10】

結果:失敗(見なくて良いものまで見たから)

 

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